排卵日検査薬の仕組みとは?

排卵日検査薬とは
尿中の黄体形成ホルモンと呼ばれている
ホルモン濃度の上昇をとらえる検査薬です。

 

黄体形成ホルモンは、排卵を促すホルモンで、
英名の「luteinizing hormone」を略して「LH」と呼んでいます。

 

LHは、普段から少しずつ分泌しているのですが、
卵子が成熟した頃に急激に分泌量が増えて、
尿中のLH濃度がピークに達します。

 

この状態を、LHピーク、またはLHサージといいます。

 

一般的に、尿中のLH濃度がもっとも高くなるLHピークから、
36時間以内に排卵が起こると言われています。

 

このような体の仕組みを利用して、
排卵日を予測するのが「排卵日検査薬」なのです。

 

排卵日検査薬は、おしっこの中に排泄された
黄体形成ホルモン(LH)に反応する試薬を用いて
LH濃度がある一定の量を超えると反応するようになっています。

 

関連記事:各社検査薬の感度の違い

 

 

排卵日をある程度予測して、
その5〜7日前から検査を行うことによって、
排卵日がいつなのかを前もって知ることができるというわけです。

 

妊娠を望む場合は、排卵日検査薬で
陽性の判定が出た当日と翌日に性行為を行えば良い
ということになります。

 

通常、排卵後の卵子の寿命は約24時間、
精子の寿命は2〜3日と言われています。

 

つまり、妊娠可能なのは
排卵日とその前後1日の3日間だけなのです。

 

妊娠するためには排卵日を正確に知る事が
とても重要かという事がわかったかと思います。

 

排卵日検査薬はそのタイミングを前もって
知る事が出来るという検査薬なのです。

 

 

 

基礎体温で排卵日を知ることはできないの?

 

排卵日を知るために
昔から利用されているものに
「基礎体温」があります。

 

基礎体温を毎日決まった時間に測っていると、
体温が低温期から高温期へ変化するのを見ることができます。

 

低温期から高温期に変化した頃に
「排卵した」と推定できますが、
通常は高温期に移行してから
排卵があった事が確認できるので、
基礎体温では排卵を前もって予測することは難しいのです。

 

つまり、基礎体温測定では、
「この日が排卵日だった」と排卵が
起こった後に知ることになります。

 

 

しかし、排卵日検査薬では、
排卵の前に起こるLHピークを測定します。

 

排卵は、LHピークから
36時間以内に起こると言われていますから、
排卵日を前もって知ることが出来るということなんですね。

 

 

排卵があったことを確認するのが「基礎体温」、
排卵日がいつなのかを予測するのが
「排卵検査薬」というわけです。

 

卵子の寿命は24時間と短いため、
排卵日を前もって知ることで、
受精のタイミングを逃しにくくなります。

 

正確な排卵日を知りたい場合は、
基礎体温と排卵検査薬の併用をお勧めします。

 


<スポンサードリンク>