排卵日検査薬を使用する前に注意する事
検査をする前に確認しておくこと
排卵日検査薬を使用するにあたり、
次の方々は正確な判定ができない可能性があります。
1.分娩、流産、中絶直後である
2.不妊治療のための薬を服用している
3.内分泌障害がある場合
4.hCG産生腫瘍がある場合
2.3.4の場合は、排卵日検査薬を使用する前に
主治医とご相談されることをお勧めします。
分娩、流産、中絶後間もない方は
最初の生理が終了した後に検査を開始してください。
検査開始日を決める
検査開始のタイミングは、
次の生理開始予定日の17日前というのが一般的です。
生理周期が不規則な人は、
直近の2〜3周期の中で1番短かった
周期をもとにして開始日を割り出してください。
なお、排卵日検査薬のメーカーのwebサイトで
検査開始日を簡単に計算できるページがありますので
そちらをご利用されると良いと思います(非常に便利です)。
⇒http://www.rohto.co.jp/dotest/calculate/
毎日の測定時間を決める
次の生理開始予定日の
17日前から、1日1回検査をします。
1日のうち、いつ検査しても良いのですが
毎日ほぼ同じ時間帯に検査するようにしましょう。
検査薬を使用する日の注意事項
排卵日検査薬は、
おしっこの中の黄体形成ホルモンの量を測定します。
検査前の多量の水分摂取や、
多量の発汗をともなう運動等は控えてください。
尿中のLH濃度が変化し判定に影響する場合があります。
市販のお薬は飲んでもいい?
風邪薬、頭痛薬などの
市販のお薬が検査薬の判定に影響を及ぼすことはありません。
飲酒、喫煙、コーヒーなどの影響は?
アルコールの摂取が、
LHの分泌量に影響することはありませんが、
たくさん飲酒してしまうと体内の水分量が急激に変化するので、
正確なLH濃度が測定できない可能性があります。
カフェインも同じです。
コーヒーや緑茶などの飲みすぎには気をつけましょう。
喫煙も影響はありません。
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